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地味だけど大事な、土留め工事

11月、秋も深まり少し肌寒くなり焚火が恋しい気候になってきました。毎週のように廃材の焼却を理由に行われるBBQ、芋煮会、アウトドア飯。一緒に作業⁉する仲間も少しずつ増え、ここも賑やかになってきました。これに伴い月に一回会議を開いて今月の作業の確認をしたり意見交換したりする時間をつくりました。そこで決まったのが12月のクリスマスイベント。というのも、相変わらず蔵廻りで作業していると通りかかる人が日に数組「何が出来るんですか?」「お店始めるんですか?」と声を掛けてくれるんですが、もしかすると中には「変な奴らが住み着いて良からぬことをしている?」と思っている人もいるかもしれないから地元の人だけでも声を掛けて中を見てもらおうということに。さらに、だったら季節柄クリスマス会ということにしよう!となり、それにしては入り口廻りの廃墟感がヒドいから、なんとかクリスマス会までに綺麗にしよう!ということになりました。



現状の様子です。蔵に入るには犬走りまで少し坂を上がらないといけません。今は角材を置いて階段状にしてます。お年寄りどころか女子にもちょっと...という感じですね。この犬走りというのが土を突いて固めたものなんですが長い年月を経て崩れてきていて柱の基礎下もあらわになってしまっています。本当は見た目を上げる工事とかしたいけど、ここは機能性と安全を優先させ土留めを作ることに。これ以上崩れないようにある程度ちゃんとした基礎が必要になります。イベントまでひと月と少し。時間がチョイ心配です。



↓デッキの基礎をやって思い知らされた基礎工事の大変さ!ここは大人の判断で近所の工事屋さんに砂利を発注。1.5㎥と諸費用+税で1万円弱。¥6000/㎥でした。労力考えるとホムセンより断然安い。そして早い。指定日の朝トラックが来てザーーーッとやって終わり。一瞬です。今までの労働は何だったんだろう。

次は人力で基礎の穴掘り。の前に作っておいた図面を元に糸を張って位置とレベルを出します。巻き尺とアナログな水平器を使っての作業。これが意外と時間がかかるし精度も怪しい。レーザー墨出し器が欲しい!誰か持ってたら貸してください!


位置が出たらようやく穴掘り。根っ子とかいっぱいあってめちゃくちゃ掘りずらい。ごっそりスタミナ削られます。なんとか終わらせて さっきの砂利を穴に敷いて槌で突いて転圧&レベルをチェック。ちなみに槌と言ってるのは倉庫に転がってた ただの木の柱。突いてはレベルチェックの繰り返し!


続いて型枠を立てて配筋。予めホムセンでベンダー借りてカット&曲げを済ませておきました。縦に出てる鉄筋は後で乗せるコンクリートブロック用です。鉄筋を緊結するのはプロの職人のように鉄線をクルクルっとは出来ずかなり時間がかかり腰が死にました。

苦労はしましたがコンクリートを打設する前の準備はこれで完成!



やってきました。ミキサー車! 砂利同様、もう人力でコンクリートをこねたりはしません。機械の力でどんどんコンクリートを流し込む。現場ではコンクリートに隙間ができないように振動機を使うんですがそんなもの あろうはずもなく、ともかく棒で突きまくります。

この日はここまで。ちなみにここまでの作業は二人でやってます。

身も心もヘトヘト。疲れたー


で翌日。やっぱり昨日 軽く腰をやってたみたいで、朝か起きたら痛たたた…。今日は口だけ出すことにします。なんせ前日と違って助っ人がたくさん来てくれてるから!


というわけで、基礎のコンクリートも固まり今日はブロックを載せていきます。さっそく糸を張って位置を出します。やっぱりこれには時間がかかりましたが 済んでしまえば人数がものをいい目地にモルタルを練って詰めつめ。あっという間にブロック済み終了。



↓こちらが後日砂利で埋め戻しをした様子。やった作業の割には仕上がりが地味ですが、これで構造的な心配が解消されました。イベントまで3週間ほど。写真からも少しクリスマス感伝わってきますね。さあ、次回はアプローチの階段造りです!


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