川越の蔵の街は相変わらずのにぎわいで、最近では訪れる人たちの足もメインストリートから脇道へ
、更に奥へと向いているようです。それもあってか普段通らないような路地に入れば新しくお店が出来ている…ということも多々。ただ街が盛り上がりを見せる一方で、観光客の数に対してホテルや旅館など宿泊施設が足りていないという現状もあります。これから施設を増やしつつ 同時に街並みも維持していかないといけないのだから簡単ではないでしょう。
昨年秋に川越にオープンした民泊「ちゃぶだい」は、この街に多く残る古い屋敷をリノベーションしたものでカフェと曜日でオープンするバーを併設しています。そして風情を残した屋敷を通り抜ければ奥には中庭。あと小さな畑と これまた小さな眼鏡工房があります。これら一体がプライベート感のある交流の場となって機能しているように感じられます。
なかなか伝わらないと思うので、まずは一度 カフェでも行ってみてください。通りの長椅子に腰掛ければ街に溶け込んだような気持ちになる…かも。