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ビアンコ・ネロ(住宅+英会話教室)

  • 所在地:埼玉県東松山市

  • 構造   :RC+木造、地上2階

  • 家族構成 :夫婦+子供2人

  • 敷地面積 :309.98㎡(93.7坪)

  • 床面積   :113.45㎡(34.3坪)

  • 構造設計 :K&S構造デザイン

  • 撮影   :齋部 功

計画地は埼玉県東松山市。秩父の山々を臨む開放的な郊外型住宅です。ご家族は消防署にお勤めのご主人と子供達に英会話を教える奥様、そして2人の娘さんです。35坪ほどの一般的な住宅の床面積の中で 広い英会話教室を確保して、その上で家族の生活が窮屈にならないような住宅の計画が求められました。

計画は両端にコンクリートの白い壁を立て その上に黒い箱を乗せたような構成。1階をパプリックスペースとし状況に応じてリビング⇔教室として使い分けます。2階の黒い箱はプライベートスペースです。1階を英会話教室として使用する時のため2階には第2リビングとも言えるファミリースペースを確保しています。しかし床面積に制約があり1階のパブリックを大空間としたためプライベートに面積を割り振ることはできません。解決策として各寝室を寝台空間とそれ以外の部分として分割して考え 寝台部分を小さな個室として並べ、残った面積を全て合わせてファミリースペースを生みだしました。2階からは階段以外にもスベリ棒で降りる事が出来ます。これは勿論 消防官であるご主人に因んだもの。また、パブリックスペースの南面窓は全開口サッシで 英会話教室のイベントではガーデンパーティーも行われます。1階の内装壁は木毛セメント板。フロアは床暖房が設けられています。

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